最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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燻製vol1
人が生きるために最低限必要な「衣、食、住」を工場ラインにのせず、少数を小さな規模で作ることをハンドメイドと私は呼んでいます。だから、道具は使用するし、その道具に動力があってもハンドメイドと理解しています。常識的に、素手でやるはずがあるません。よく、「このクッキーはハンドメイドよ。」なんて言う会話を耳にしますが、何も自分で作ったからハンドメイドというのではなく、プロフェッショナルが巧みの技で作ったハンドメイドもあるし、品質も最高級であろうことは言うまでもないけれど、それを所有することができる人物は限られています。真に最高級品といえるのは、結局、その品を手にする満足感が支配しているのではないでしょうか。自分さえ満足できる品であれば、それがその人にとって最高級品であって、他人の価値観を敢えて挟む必要はないわけです。そういう所に価値を見出そうとすれば、それは単に「見栄」により得た満足感でしょう。
私のような、高級品を購入する財力がない者でも、「最高級品」を手に入れることはできるのです。つまり、「自己満足」できればいい。自己満足への手っ取り早い方法は、自分で作る。これしかありません。骨が折れます。時間もかかります。それが満足へのエッセンスとなるのです。きっと、自分で編み上げたチルデンベスト、縫い上げた鞄は、お家の中では、最上段にあるはずです。いいものです。
ここまで、手芸で「衣と住」をやりました。「住」は棲家でなく、使う物でした。ここいらで、「食」もやってみませんか。
ハンドメイドのクッキーもそれはそれでいいのですが、ホビー的なハンドメイド、つまり、遊び心も満足できる調理方法。いいものがあります。「燻製」です。
燻製は、保存手段として発達しました。だから、飢える可能性の低い温暖な地域より、寒冷な地域の方が発達しました。食糧保存が主たる目的で、美味しさは副次的なものです。保存技術が確立された現代でも、残っている所以は、美味しいから。他に理由はありません。敢えて保存を理由に燻製にはしないのです。つまり、贅沢調理法ですから、ここに楽しみの余地があるわけです。自己満足できる燻製は、最高級食品です。
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