最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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燻製 vol2
燻製を食することは特別なことではありません。保存を理由に燻製にするということは、製品でも、自家製でもほぼ、有り得ません。存在理由は調理法としてです。しかし、数ある調理法で、これほど面倒な調理法もないでしょう。あまりにも手間がかかるため、工場ラインによる燻製でないと、コストを食べている状況になるでしょう。だから、ハンドメイドによる燻製は高級食品です。ならば、自分でやるしかないのですが、調理と言う当たり前の行為にも関わらず、一般人皆にその方法が継承されていない珍しい調理法といえます。したがって、私たちがやろうとすると、どうしてもハウトゥー本が必要です。私も、20年程前に買ってきました。限られた本しかありませんでした。しかもあるのは全て同じ著者によるものです。レザークラフトの時も関連書籍に苦労しましたが、燻製に至っては、洋書も見つかりませんでした。やっと、ここ最近、ハンドメイド専門店やホームセンターで見かけるようになりました。
とにかく、酷く手間のかかる調理法です。普通にやれば、1日では不可能です。下ごしらえに時間が必要で、これが全行程の大部分です。実際の燻煙に要する時間は、一部の燻製を除けば、1時間程度です。つまり、下ごしらえが何とかなっていれば1時間程で完成できます。下ごしらえは、味付けのために「寝かせる」、余分な水分を除くため「乾燥させる」。大きいところでは、この二つです。この作業がすでに終了している食材があれば、簡単燻製は可能です。可能性としては、「再燻煙」と、日本の「干物」を利用することです。実際試してみると、驚くほど、変化が起こり、美味しいに尽きます。簡単ですから、試さねば損ですね。燻製の分類を「温度」で分けることができます。高、中、低。つまり、熱燻、温燻、冷燻です。後順に技術は高度となります。だからと言って、冷燻製が一番美味しいというわけではなく、そのやり方でないと作れないだけです。燻煙だけで、十分美味しさを楽しめるので、先ずは、簡単燻製をやってみましょう。干物を熱燻で食します。
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