最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ブラックボックスを開けたい ラジオ編 Vol4
最も原始的ラジオと最も簡易的ラジオは違います。
原始的ラジオは、実用に耐え得る最少規模構成のラジオであって、簡易的ラジオはより、鮮明に、より精密に放送局が放送する音を再現できるよう工夫したものです。原始的ラジオは基本機能を備えていない最低限聞こえるラジオですから、趣味の分野が違うため娯楽的追及が可能な分野として発展しました。熱中マニアも大勢いらっしゃいます。したがって、作成難易度と単純さは比例していません。指先のコツのような芸当で調節するラジオもあるのです。ゲルマラジオ(ゲルマニウムラジオ)より原始的ラジオがありますが、作成難易度がもっとも簡単ですから、これを作りましょう。部品は、使用できる電子部品を他の不要な電子部品から調達できます。例えば、電卓でも、リモコンでも何らかの電子機器の不要な物から、今、ここですぐに作れと言われたれ作ることができるラジオです。一度でも作ったことのあるご年配者なら、不要なテレビのリモコンと100円ライターを渡せば作ることのできる方がいらっしゃるはずです。ライターは、分解したテレビのリモコン等から、ゲルマニウムダイオードの半田を溶かせて得るための道具です。(半田ごてでいいのですよ。)ゲルマニウムダイオードとベークライト版の隙間にマイナスドライバを差し込み、引き抜くような力をいれつつ、裏の半田を溶かします。そうするとゲルマニウムダイオードを入手できます。
ゲルマニウムラジオより原始的なラジオがこの下にあと2種類あります。鉱石ラジオと塹壕ラジオです。原理は同じです。検波回路に使用する部品のする意と入手方法が違うのです。
鉱石ラジオと塹壕ラジオをどちらも点接触式検波ラジオと言います。黄鉄鉱のような、結晶として得ることのできる鉱石に、針状の金属をわずかな力で点接触させるて電気を流すと、一方方向へしか電気が流れません。豆電球と乾電池とこの鉱石を直列につなぐと、電池の向きで電球が点灯したりしなかったりするのです。この状態を実現するには、微妙な調節が必要ですから、難しいのです。
この記事へのコメント