最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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ブラックボックスを開けたい ラジオ編 Vol2
初めて作ったラジオは、図書館から借りた本に「1石レフレックスラジオ」というラジオの作り方が載っていたので、それを作りました。
自分で設計したい欲求が強く起こり始め、独学で電子工学を勉強しました、初歩の電子工学でも、インピーダンスを含むオームの法則ではベクトル計算のために複素数を理解せねばなりません。そのためには、平方根、はむろん、ベクトルの絶対値を求めるための三角関数、位相角を求めるためのアーク三角関数、増幅率から増幅度を求めるための対数関数も理解が必要でした。
人間、興味が最大の武器のようです。初めて自分で設計したラジオは高周波1段、低周波1段、検波管1の3球真空管ラジオでした。その後、増幅しないゲルマニウムラジオ、さらに原始的な点接触式検波ラジオの2種類、鉱石ラジオと塹壕ラジオにはまりました。特に点接触式ラジオが一番楽しいホビーでした。このラジオは、一切の電子部品を全て自作するのです。イヤホンだけは、薬品がないと作れないので、市販のクリスタルイヤホンを大切に使い回しました。点接触式ラジオは調節が非常に難しいので、ゲルマニウムラジオ作ってみましょう。通常のゲルマニウムラジオはインターネットで紹介されていて、電子部品を直列並列に組み合わせ、割と実用的なものを、「最シンプル」言うことで紹介していますが、ここでやるのは、究極的シンプルかつ、回路計算、配線図は全てなしでやります。子供たちの夏休みの宿題に丁度いいでしょう。確実に聞こえるし、シンプルなので、失敗する場所がありません。
今回は長編になりそうですが、徹底的、根本的、完璧な理解を得て頂けると思います。ブラックボックスがこれを機会に沢山消えるでしょう。
塹壕ラジオについては、アメリカ軍兵士によるもので、私が知ったときはまだ、アメリカは戦争中でした。点接触式ラジオの鉱石ラジオを参考にしました。現在では、詳しくインターネットで知ることができるようなので、省きます。
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