最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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ブラックボックス vol2
模型エンジン飛行機でも、ラジオでもそれなりの完成状態で商品として入手すれば、そのまま疑問を挟んで使用する必要はありません。最近の工業製品は、取説の冒頭部分に、警告や、注意事項がびっしり書かれており、厳しく使用制限をかけることにより、思わぬ事故から消費者を守るようになっています。穿った目で見れば、「消費者を守る。」は建前とは言わないまでも「免責」の範囲を広げることに大いに役立っています。この制度化された取説形式がなければ、生産者、販売者も安心して、消費者に提供できません。
歓迎されるべきことかどうかは、ここでは書かないで、少なくとも、この免責条項宣言取説が原因で起こっているこがらに触れたいと思います。この既成事実的書類は、あらゆる家庭用工業製品をブラックボックス化させているのです。一般の人々にとって、「なぜ視聴できるのか?」と言う感情を少しでも持つようでは、その感情は「時代遅れ」であって、「疑問なく使用せよ」が当たり前の時代です。まるで微塵の理解なく、豊かで、便利な日常生活を送れるのです。ところが、西暦2000年が近づいてくると、「2KY」と言う悪魔忍び寄ってきて、ノストラダムスの珍予言よろしく、騒ぎ出しました。突如人類は、原始人に戻ってしまったが如くです。その恐怖はあっという間に喉元を過ぎて世の中すべての物がブラックボックスとなってしまいました。
必要な物は自分で作る。と言う基本を焼失した時代は、原始人に近代武器を与えたより危険ではないでしょうか。自分が所有するノートパソコンをなぜ、自分で筐体を開けてはならないのでしょうか。死亡事故が本当に起こるのでしょうか。不具合になったら電気店で相談し、「新しい機種に買い替えた方がお得ですよ。」そう言われたことありませんか。アパレル業界ではそんな対応はあり得ません。扱う商品が限りなく「ハンドメイド」に近いからです。パソコンとなるとお手上げ。現代のテレビは、私でさえお手上げです。
私の知る限り、ノートパソコンを自分で解体、修理の可能性を残してくれているメーカーは中国の「レノボ」のみです。このメーカーはネット上の自社サイトで、パソコン内のあらゆる部品へのアクセス手順を詳細な図面で説明しています。
*参考:レノボ保守マニュアル
http://support.lenovo.com/ja_JP/product-and-parts/detail.page?DocID=PD009602
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