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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

2025/06/14 (Sat)

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2014/08/31 (Sun)

ブラックボックスを開けたい テレビ編 Vol3

テレビジョンシステムが画像を記録する方法は、インクジェットプリンターの逆です。カメラレンズから「撮像管」と言う真空管に画像を送るのですが、1秒間に30回ピンポイントを上端から下端へ、左右に525往復させて画像信号を得ます。正確ではありません。結果的に毎秒30枚の画像を撮影するのですが、日本は、「飛び越し走査」と言う技術で、チラツキを軽減しています。実際には、525本の走査線を半部づつ上下に撮影し、その後作走査線の隙間をもう半分撮影します。ですから、正確には、1コマ分の画像は525本の走査線の半分づつを撮影し、2枚で1コマとなるます。つまり、1こま撮影するために2回の上下走査をしています。フイルムによる映画は毎秒24コマですから、テレビの方がチラツキはすくないのです。走査線は往復するので、左から右へ走査したあとの帰線は見えないよう処理します。アスペクトは縦525に対し、その半分×3が横の長さです。つまり525×787.5=413437.5個のドットマトリックスです。約41万画素ですね。

 このマトリックスの信号を時間的にずらりと繋いだ信号が画像信号です。日本は受信機を簡単な構造で作成できるよう、1枚づつの画像と、1往復毎の信号に「同期信号」を入れて送出しました。受ける方は、この同期信号を受信することにより、画像再生をやりやすくする工夫が施されていました。もし、これがなければ、送信側とぴったり一致したクロックを発生せねば、画像がねじれてしまうでしょう。初期のテレビ放送は白黒で、信号は各マトリックスの明暗だけを信号として扱っていました。カラーは、プルズムで光を分解し、3原色にあたるそれぞれの明暗を3個の撮像管で信号を得ました。人の目は、敏感に色として認識できる色が決まっており、緑の光が一番細かいドットでも認識できることが実験でわかりました。これを応用し、緑以外の色の検出の妥協点を下げ、緑については他の色より忠実に再現できるよう信号が作られました。

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