最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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革 vol4
入門キットで概ね技法を習得できますので、後は慣れ。数をこなすと上手になります。この辺りは他の手芸と全く同じです。ある程度技術を習得すると、次に誰しも望むのは、オリジナル作品です。ここらあたりから、自慢したくなるはずです。自慢しましょう。
トロピカル地方では普通に見かける有名な花は、ハイビスカスです。カービングの伝統模様はシダ植物ですから、ハイビスカスは確実にオリジナリティを表現できます。庭のハイビスカスをスケッチし、水を含ませたヌメ革に鉄筆で輪郭を転写します。あとは、自分で工夫してカービングです。作ったものは、男性用ポーチです。ド派手な総カービングです。裏のポケットなどは、市販品であれば、大抵、布ですが、ハンドメイドの真骨頂をここで発揮です。サニー豚と呼ばれる薄くて非常に丈夫な、水分にも強い革があります。これを裏地に使用しました。パーツをつなぐ方法は、「縫い」と「かがり」があります。かがりは、専用の革製リボンを使います。これで接合すると100%本革で出来上がります。しばらく使いました。私の自慢げな様子が目に浮かぶでしょう。
小物にも自慢があります。ウォレットです。オリジナルは大きさです。極限まで小型で、それでいて紙幣もコインを入るものです。片手に収まります。開けると、自分の名前を龍のような毛筆を誇張したカービングです。財布裏全面に大きな漢字で書いてあります。書き順が分かるよう運筆を誇張しました。セーターの時も、初めの頃は、ダサいのにイニシャルを編み込んだりするものですが、レザークラフトでもやっちゃいました。これは毎日使う物でしたから、十分楽しみました。昼食に通った定食屋さんでは有名でしたよ。この手の優越感、満足感はハンドメイドの神髄ですが、他人は、何とも思っていないか、高い確率で笑っているかもしれません。他人に全く迷惑をかけない楽しみですからこれでいいのです。
アドバイスとして、編み物同様、日常使う物は好みや思い入れがありますから、これも異性へのプレゼントには向きません。自己満足か家族の範囲にしましょう。
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