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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

カテゴリー「革鞄」の記事一覧

2025/06/10 (Tue)

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 ヌメ革表面に殆ど加工を施さないことも独特の良さがあります。保護のためのオイル仕上げだけです。このレザークラフトは、専ら、時を付けることが楽しみとなります。手垢は、下品とはならず。味として風合いが深まるので、ハンドルがない、抱え式ポーチが代表的です。  

 その他には、変形が少ないことから、ケースに使用されます。双眼鏡、眼鏡やカメラ等のケースやアタッシュケース等に向きます。特に、日本伝統の「箱縫い」では、断面の角度も緻密に切り出し、木工製品のような精度の箱もあります。正確に6角形に組まれた筆立て、ジュエリーケース、オルゴール、置時計は風格と品があります。「箱縫い」の技術習得は最も難しいです。職人技を要求されることから、手芸の範疇から外れているかもしれません。ホビー全体としてのハンドメイドとした捉え方でいいでしょう。

 ヌメ革の余ったところは、防水保護を施し、マウスパッドに最適です。捺印の下敷きにもいいですね。小さな残りも役に立ちます。かけらでもキーホルダーやファスナーのツマミになります。

 クローム鞣し革。

 柔らかく、部位の特徴が殆ど出ないので、均一な大きな面積を取ることができます。鞣しそのものが、色塗装でもありますから、これも、均一に仕上がっています。美しく染め上げらていますので、革面(皮膚面を銀面と呼びます。)に施す作業はありません。そのままを楽しみます。用途は女性用が多いです。服飾にも使用されます。トートバッグはクローム鞣しの分野です。この革の「縫い」は作業距離が長いので、補助道具があれば便利です。針のように必要不可欠な道具ではありません。

 レーシングポニー(ソーイングポニー)。両足腿に挟んで使用するもので、3インチほどの板で材料を挟みます。材料を手で支持しないので両手が空きます。レーシングポニーは自作できます。「縫い」は2本の針で縫います。ミシンの縫い目に似ていますが、ミシンのように、上糸、下糸ではなく、縫い穴で糸が交差し、入れ替わります。

 

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