忍者ブログ

最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

2025/06/10 (Tue)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2014/06/23 (Mon)

革 vol7

 クローム鞣し革を購入するときに注意を要することがあります。バーゲンセール品です。大抵、市場人気がよくなく、売れ残り、再度製造されないものを在庫処分するための特売です。気に入った物で、十分の大きさを入手できればお得ですが、万一、制作中、足りなくて、再度購入しようとしても、製造中止のため注文できない事態が起こることがあります。

 クローム鞣し革が、大きなサイズの作品に適すると申しましたが、多くの費用をかけないで、工夫するといいものが作れます。これから紹介することは、同じような内容を書籍等で見たことがありません。端切れ(ハギレ)の活用です。これを紹介する書籍はないと思います。レザークラフトに関する書籍を集めるのは困難です。日本語の書籍は僅かしかありませんし、大規模書店でも、数冊でしょう。

 15年ほど前になります。出張で、東京へ出向いたときです。帰り便の調整のための時間潰しで、浅草へ行きました。台東区は革製品の町工場が集中しております。「革」の秋葉原みたいな感じです。レザークラフト愛好者相手のお店も沢山出店しています。ここをぶらぶらしてみました。帰りの荷物が増えるのを嫌ったので、実際の商品を見て、後で、自宅からネット通販のつもりでした。大方廻ってみても、まだ時間があったので、工場を見学できないかなと思い、適当な工場をアポなしで訪ねました。自分の身分と現状況を話すと、快く見せてくださいました。そこで、端材が蓄えられた場所を見つけ、「これはどうされますか。」と訪ねたところ、廃棄するとのことでした。大きな面積のも混ざっており、とにかく種類も雑多と言うか豊富です。「これ、分けていただけませんか。」すると、「選んで持って行くのでなく、ガサッとならいいよ。むしろ助かる。」とのことでした。慌ててお願いし、外へ飛び出しました。私はスーツ姿でしたが、とにかく、大急ぎで段ボール箱探し。数箱大きいのを貰ってきて、再度工場を訪ねて、手当り次第に詰め込み、ケータイで宅配業者を呼んで、トロピカル地方の自宅へ発送しました。

 

 

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

プロフィール

HN:
kijimuna
性別:
非公開

P R

Copyright ©  -- 最高級品はハンドメイド --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 幕末維新新選組 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]