最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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万博時代のハンドメイド vol1
「世界の国からこんにちは」1970年前後の数年間は、現代人にとって大事件の数年でした。事件といっても、歓迎できる事件で、1969年に人類が初めて他の天体へ足を着けた年。翌年は、合衆国がナンデヤネン共和国へそこの石を持ち込んで見せびらかせました。10歳の少年は数秒でしたが、それを目の前で見て、泣いたことを覚えています。いい時代に子供でいられました。その頃、経済的にも、子供にギリギリ可能な、ハンドメイドはラジオでした。確実にそれが私の人生を決定しました。現代のようにインターネットがない時代です。欲しい情報を自分の可能な手段で集めるには、図書館しかありません。しかも、私が必要とする書物は、ナンデヤネン共和国最大級の図書館でないと見つけることができませんでした。ラジオを自分で作りたい。が発端です。その後、テレビを作りたい。へ発展していき、計測機が必要になってくると、オシロスコープが欲しい、しかし、子供には買えない。作るしかない。となっていったのです。テレビを作ろうとしたとき、どうしてもブラウン管の入手ができませんでした。ブラウン管のような真空管類は寿命があって、ジャンクは使えませんでした。安価なブラウン管はテレビ用の電磁偏向式ではなく、静電偏向式でしたから、これで作りました。異様に細長いテレビです。奥行1m強、2インチ円形で、緑に光ます。調整後初めて見た画像は「アップダウンクイズ」と言う番組でした。音はありません。
「Uコン」ってご存知ですか。私より5歳下であれば知っている人は皆無でしょう。丁度、私の末子の6年生の息子が「ミニ4駆」を知らないように。当時の漫画アニメに登場するお金持ちのイヤミなキャラの子供はラジコンで遊んでいるシチュエーションが好んで使われていました。ご想像通り、コントロールができるオモチャです。ラジコンの廉価版みたいなもので、先程ググッてみたところ、「Uコン保存会」なるサイトがありました。堂々の顔出しで、私よりご年配のオッサン以上が得意満面で遊んでいる姿です。顔だけ子供でした。
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