最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
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ブラックボックスを開けたい ラジオ編 Vol5
3つの原始的ラジオは、「コア・コイル・アンテナ」を自作し、チューナーの機能も兼ねさせます。性能は著しく悪くなります。
この回路の電気的特性を変化させるには、コンデンサーの方を固定し、コイルの値を変化させても同様の効果を得られます。簡単にそれを行うには、コイルの鉄心を抜き差し調節できるようにすればいいでしょう。
コイルは簡単に作れますから、この方法を利用します。コンデンサーは、容量が小さなものでいいのですが、電子回路には、予期せぬ「静電容量」を持ってしまう物です。また、イヤホンも不要な静電容量を持っています。つまり「誤差」の範囲で、どこかしらにコンデンサーが忍び込んでいるのです。こいつをアバウトなコンデンサーとして利用します。つまり、コンデンサーを入手しません。さて、振り返りましょう。アンテナはどうやら適当な電線で何とかなりそうです。チューナーは省略としました。アンテナの調節のためコイルを自作します。このコイルでチューナーの代行をある程度期待します。それでも、ゴッチャに入ってくる放送は耳と脳ミソで選別するとして、方針は決まりました。準備している合間に、ネット通販でセラミックイヤホンの調達を平行して実施することは言うまでもありません。
あと必要なものは、ゲルマニウムダイオードです。塹壕ラジオは必要ありません。一番手っ取り早いのは、イヤホンと同時に注文するのが早いです。10円ほどですから。以前、不要となった電子機器から取り出せることを話ました。実行されていれば、これでよしと言いたいのですが、コイルを作る電線が必要です。電線なら何でもいいのです。コイルの値を変化させるので、鉄心を使います。鉄心が入ったコイルは、値が極端に大きくなるので、コイルの巻き数も少なくてかまいません。とにかく、適当です。もちろん数学的に計算式で導けるのですが、ラジオ自体が適当ですから、無意味な行為です。うんざりするように、敢えて言いますと、三角関数と円周率が平方根に入った式が分母になった関数です。「共振周波数」とも言いますが、ここの方針には無関係ですのでやめましょう。
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