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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

2025/06/09 (Mon)

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2014/08/22 (Fri)

ブラックボックスを開けたい ラジオ編 Vol17

釘が適度な摩擦で包まれて、抜き差しができるようにします。この抜き差しが、チューニングです。同調回路の共振周波数を変更するためと、ラジオとアンテナのインピーダンスと言う電気的値をマッチングさせますが、本来、周波数で決まる値ですが、このラジオはそもそも受信したい周波数が決まっていないので、適当です。この回路、動作を「空中線整合」と言います。

 釘を焼いたのは、鉄に「焼きなまし」を施し、電磁石の芯に使用すると、電流を流したときのみ磁石の性質をもち、電流を切断すると、磁力を失います。磁力を保存した状態の鉄は「ヒス損」と言う不具合があり、電子回路では敵です。ヒス損を0にすることは不可能ですが、小さくできます。このため、釘を焼きました。可能な限り時間をかけて温度を下げると、理想に近づきます。水でジュッと冷やせば、逆の「焼き入れ」です。これはダメです。焼きなました釘の束を包んだボール紙に電線を巻付けます。エナメル線が理想ですが、買う必要はありません。100回程巻きましょう。両端の線は20cm程残します。定規で計らなくても構いません。巻き数も、途中でくしゃみで飛んでしまっても構いません。適当なんです。そして、もう一本その上でも横でもいいので、巻きます。30回程。こちらは、両端を2mほど残してください。巻いたら解けないよう、セロテープでグルグル巻です。長く残した線の先を2cmほど剥きます、片方をカーテンレールに繋ぎます。金属の洗濯バサミかクリップがあればそれに捩じりつけて挟めばいいでしょう。クリップの塗装は剥がしてください。その電線と、カーテンレールを電気的に接続するのです。もう一方は、電子レンジや冷蔵庫のアースに繋ぎます。アースが実際に、地面に設置されていなくても構いません。パソコンの筐体でも何でもいいです。金属の大きな構造物に電気的に接続すれば大丈夫です。最終的に、イヤホンで聞くのですが、このとき、ブーンと低い音が鳴っていると、このアースを別の物体に取り替えます。鳴っている音は関西では、60Hz、関東では50Hzの「電源ハム」と言う雑音です。



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