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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

カテゴリー「燻製」の記事一覧

2025/06/10 (Tue)

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 「温燻の燻煙のみ」の次は、味付けは省略のまま、「風乾燥」の行程を加えることでできるものを紹介します。私が良かったと思ったおススメです。

 何といっても試すべきは、「いふりがっこ」です。たくあんの燻製。切られていない、たくあんを丸ごとで使用します。タンパク質がないので、日持ち抜群ですから。まとめてやっちゃっていいでしょう。軒下に吊るして、乾かすだけです。吊るすときに取り付けた、紐かフックはそのままで、スモーカーに入れて燻煙です。同様に「風乾」を加えることで燻製ができるオススメは、ゆでだこ。塩じゃけの切り身。ゆでだこは丁度いい味付けがされて売られていますので、乾燥さえすれば大丈夫です。塩じゃけは、薄塩のものがいいでしょう。普通の塩じゃけは、味付けが目的ではなく、保存目的に塩漬けされていますから、そのままでは燻製には向きません。新巻鮭もです。

 おススメの簡単温燻はここまでです。ハム、ベーコン、ソーセージは燻製の王道ですから、これは、ハウトゥー本を参考に試してください。出来上がれば本当にうれしいもので、友達など親しい人に振る舞いたくなります。

 自家製燻製で気をつけないといけないことや約束ごとがあります。あと、仕方がないこと。それは、食品衛生と「味」です。

 家庭菜園でも、この自家製燻製でも、商業ラインに乗ったものでないので、流通コストや衛生責任、効率生産は度外視していることが最大の贅沢と魅力です。これがために、手間を楽しめるのです。つまり、長期保存を前提に作っていないこと。味は天然、かつ、最低限の味付けで、素朴であること。見た目、つまり発色が鈍く、美味しそうではないことです。しかし、それは、人工、天然とはず、燻製に必要不可欠ではない添加物によるものですから、それを使用しないということが最高級品である証と覚えるべきものです。だから、市販のものに勝れないことは、保存性や複雑な味です。保存を考えず、早めに食することは必要不可欠です。素朴を離れた、洗練された味付けや保存性は、プロフェッショナルのみ可能な技と心得ましょう。したがって、大量に作ることは、邪道です。そもそも、面倒が楽しいのですから。

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