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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

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2025/06/10 (Tue)

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リターンかループかで、方針は決まりました。
編み初めも悩んで別糸作り目に決めました。で、裾のゴム編みは一目か二目か。

これも決まって、さて始めます。

7cm程そのまま無心で構いません。ゴム編みは、誤り箇所があれば早いうちに発見できます。次の段で辻褄が合わなくなるからです。また、この部分は、チャート(設計図)は不要です。
そして、本体に入ります。ゲージから寸法を求めて作ったチャートの通り編むのです。脇のところまではただただ繰り返すだけ。模様があれば、もちろんそこに手間が発生しますが、この過程では悩むところはあまりありません。別色でディスプレイのドットのように図柄を入れるのであれば、裏側で長い距離を渡る糸があれば、地と編む糸を数眼おきに裏で交差させ、着用時、指などが引っかからないようにします。あと、突っ張ることを防ぐ工夫も必要です。模様編みは見えないところで手間がかかっています。

これぞ哲学なり。

で、脇にかかったら、恐怖の減らし目

ここでくじけて、しまい込んでいませんか!?

12号の棒が入ったまま。ここでの悩みは、左右一段遅れて減らす方法か、端から進むときに減らしてして、次の端にかかるときに減らしながら終わるような同時型か。ループから脇にかかったらリターンに変更であれば、この二者択一で悩みます。減らせる部分を留めていきながらループを続けるのであれば、同一段で減らす方法しかありませんが、この方法は高度なスキルが必要。出来上がりの美しさはこれが一番です。

そもそも、ハンドメイドの真骨頂は、「最高級」の追求もあります。そして、自己満足を達成させること。だから、最も高い技術を駆使して、最も美しい、非の打ち所がない作品を目指すのですから、ここに、「クジケ」が起こる原因があるのです。

さて、脇の減らしは無事通過できました。首の減らしは脇と同様なので特に問題は起こらないはずです。肩です。編みの物のパーツが終わるところです。単純に終われない。肩は斜めですから。ここは、他人の視線が一番届きやすいので、妙な段がついていると不細工です。段を魔法のように消さねばなりません。

 最後の最後まで哲学です。




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