最高級品はハンドメイド
趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。
- 2025.06.10 [PR]
- 2014.07.12 万博時代のハンドメイド 哀愁編
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ハンドメイドのテレビはもう持っていません。と言うか、数週間ほどだったでしょうか。
Uコンが墜落すると高価なプロペラと自作の機体は壊れます。見た限り、100%でした。しかし、エンジンは生き残るのです。内部の高温高速爆発に耐える総金属製ですし、高くても5メートル上空からしか墜落できませんから。なので、欲求を解消できないオニイさんは、材木にエンジンを取り付けて遊ぶのです。超高速爆竹ですな。本人は気分爽快、大人は怒り大爆発。
ある日、いつもそばに、チビの私がいるので、そのバクチクの今後の話をしてくださいました。で、ナンデヤネン共和国の民族性でしょうか。ガキンチョでも商取引の余地は十分あるのです。どこから聞いたのか、私が分不相応に自分テレビを持っている。と言う噂。当たっているので、否定せず話だけは聞きました。趣旨は次の通り。
「お前、テレビ持ってんねんてなー。」
「はい。あります。」
「なんぼやねん。」
「はい。一万円です。」嘘です。
「このエンジンと交換したろか。」
「・・・・ほんま?」
「・・・・ええで。」
「でも、音は鳴りません。スピーカーもないし、音声の1.5メガ分の回路(意味は絶対理解していない。)もありません。」
「ハッキンカイロ(当時の画期的カイロ。桐芯でなく、揮発油が使用できた。)もオンセイカイロもいらへん。イレブンピーエム(11PM)見るだけやさかいに。ちゃんと見えるんやろ。」
「ハイ。ちゃんと写ります。ええですよ。待っててください。持ってきますわ。100ボルトでも電池8個でも動くようにしてあります。バッテリーとおんなじですわ。」と言い捨て、ダッシュ。
こんないい条件は絶対にないし、生まれて初めての商売です。
と言うことで、アップダウンクイズしか見ていません。その後のことは全然知りません。その中学生が、電話か何か忘れましたが、私を呼び出しました。絶対、そのテレビの調整方法を知りたかったのだと思いますが、そのお家へ行くことができなかったのです。まったく「しつけ」ということを施されないままの犬「シロ」と言うのがいて、噛まれたり、私以外の人を噛んだ話も聞いていたので、どうにもならなかった。・・・・涙が染み出しでてきました。ックッ。