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最高級品はハンドメイド

趣味の範囲を超えて没頭した数々のハンドメイド作品。そのジャンルも幅広いものに・・・やはり、どんなに高級なモノよりも愛着の湧く所謂『手作り』作品たち。『妥協する位なら作らない』という信念の元、どれも製品としての役目をしっかりと果たしております。その自慢も兼ねたハンドメイドのオススメブログです。

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2025/06/10 (Tue)

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 「トロピカル地方にピカソ、シャガールがやってくる。」ということで2014年8月いっぱいの期間、山形美術館所蔵絵画「服部コレクション」の一部がこちらで展示されます。やっと、昨日観に行くことができました。明日が最終日であることと、週末ということでしたので、混雑を恐れて開館同時を狙いましたが、無意味な努力でした。こちらの小中学校の大半は、2学期制を導入しているため、すでに夏休みは終わっており、シーズン混雑はありませんでした。
 「服部コレクション」は20世紀フランス絵画を体系的に集められたものです。展示は50点でした。フォーヴィズム(野獣派生)、キュービズム(立体派)、シュルレアリズム代表作ということでした。「代表作」には疑問符が必要ですが、非日常を目にすることはできました。
 絵心に乏しい私には、この作品系統には、それぞれ、過激なものを期待していたので、特に「ピカソ」は別コーナーでの展示を想像していましたが、ここの展示は全作品同列扱いでした。しかしながら、渾然とした空気ではなく、「見やすい」環境であること、「過激でない」こともあって、初心者体験型だったのがよかったかなと思いました。この感じ方については、建設的感想です。本当は、「刺激」を期待していたのですが、私にはそれは感じることができませんでした。私が言う刺激は、「迫力」やら「嫌悪感」などの、気分を動揺させるということではなく、絵画に対する「導入的なきっかけ」となる刺激のことです。つまり、もっと観たい。自分も描きたい。買いたい。とかの入口的役目はなかったということです。「無難」のひとことで終われる展覧会でした。
 「表現者として活動する。」ことは苦しいことです。思いをダンプする手法を見つけることを失敗すると、酷くダメージを受けてしまいます。それは芸術家だけではなく、誰でも経験するストレスです。「思いを理解してもらえない苛立ち」のことです。
 私が「ピカソ」に惹かれてしまうのは、そのような気持ちやらが大きく影響しているのでしょう。ピカソは長寿でしたし、夥しい作品数で有名です。彼の作品の本の一部であっても、彼の「満足」が知れるのです。羨ましい限りです。
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